デラホーヤ観戦記(2007年)

決戦の地 ラスベガス

5月4日、午後にNW航空で出発しLA経由でラスベガスに着いたのは13:00時頃でした。機がゲートへ向かう途中に窓から見慣れたホテル群が見えると、心も次第に落ち着いてきました。

というのも自身がラスベガスを訪れるのは数えること26回目だから。だからかな、友人たちから「後楽園よりもラスベガスのほうが近い三好さん…」と冷やかされるのは。アハハハ…ハァ。
もしボクシングに興味がなければ間違いなく一度も来ることは無かっただろうな…ギャンブルに全く関心がないから。あくまで自分にとってはボクシングの街、ラスベガスの代名詞でもある聖地ラスベガス!!

機内預けの荷物を待つ人々には目もくれず、片手にバッグひとつの自分は足早に通り抜けて一目散にバス停へ。
マッカラン空港から急ぎ市バスに乗り、次にトロピナーナ通りで乗り換え一路西へ行くと目指すMGMグランドがある。その途中、ネバダ州立大ラスベガス校内のトーマス&マックセンターが見えてくる。ここも何度もボクシングを見に足を運んだ会場で、看板では6.23ハットンVSカスティーヨ戦の宣伝を流していた。
MGMの前で下車といっても実際はホテルの駐車場前って感じ…とにかく駐車場もバカでかい。いったい何台の車を飲み込むのやら…
真っ昼間の日差しを浴びながらホテルの正面玄関は進めども進めども近づくのも一苦労…駐車場もバカでかけりゃホテルもケタ外れにデカいから歩くのも大変。
正面入口前にはリムジンや高級車、タクシー、シャトルバスがひっきりなしに入ってくる。まるで車の展示会にでも迷い込んだよう。
エントランスを入るとロビーには大勢に人達で賑わっていた。そしてロビー前の中心に設置されてるのがボクシングのリング。リングの中央に鎮座するのはジャングルの王者、黄金のライオン!周囲で写真に撮るフラッシュのためピカピカに光り輝いていた。